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今年もあと1か月ちょっとですね。
今年も一年金融市場は色々とありましたね。今年の一番のニュースといえば
新NISAが発表されたこと。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
いきなりですが
「r>g」という不等式はご存じでしょうか?
21世紀の資本論でフランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が唱えた式です。
簡単に説明すると
r=資本家、お金持ちの方が持つ株式などの資産のリターンが
g=労働者が働いて稼ぐより資産が増える。
という事実を表した式です。
資産がさらに資産を生むスピードのほうが労働して稼ぐよりはるかに速いというわけです。
この言葉を知って
どうせ自分達がどれだけ頑張ってもお金持ちには敵わないので頑張るのをやめよ…
労働者である限り幸せにはなれない…
と悲観的になってしまい、中にはgをバカにする人達まで現れている。
gから脱却しようと、しょうもない情報商材のカモになる方、詐欺に引っかかる方も増えている…。
そんなときこの言葉を送りたい…。
てめぇらの経済かぶれの常識は俺には通用しねぇ。シロートだからよ!!
そもそも経済的豊かさは人と比較するものなのでしょうか?
gはgでありそれは変わらない事実ですし、rの方が経済的リターンは多いでしょう。
それは資本主義である限りずっと続きます。不変です。
だからといってgが悪いわけではないですし、rが悪いわけでもないです。
変に言葉に飲まれて自分を蔑む必要などないです。
世の中は平等ではないので、それぞれの価値観を大切に生きていく必要があるのでしょう。
r>gを気にしすぎている方が多いのですが、自分の力ではどうしようもないことを考えるより、一つ一つ行動、実践、経験していくことが大切だと思います。
gはgで収入を得ながら、rに投資すればいいのです。
これは誰にでもできる再現性の高い手段です。
あくまでも手段です。手段は目的を叶えるためにあります。
目的をどこに置くかが決まっていれば変な言葉遊びに騙される方も減ると信じています。
rに投資するのも現代ではさほど難しいものではなくなりました。
証券口座を開き、インデックスファンドを選択、積立設定し、長期投資を愚直に行っていく。
大金持ちにはなれないかもしれませんが経済的には、労働者の収入だけより幾分よくなるでしょう。
精神的自立が経済的自立を加速させ、時間的自立まで可能にする。
スピードは人ぞれぞれです。
今回は「r>g」について持論をカタカタしました。
資本が成長するように人間も成長していきます。
そのスピードは経済が3%の利回りなら人は何%なのでしょうか?
私はものさしを他人との比較に使わず、自分自身の成長を図る為に使うべきと考えます。
最後までありがとうございました。
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