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今年もあと1か月ちょっとですね。
今年も一年金融市場は色々とありましたね。今年の一番のニュースといえば
新NISAが発表されたこと。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
長期投資家は時間と上手に向き合わなければなりません。
長期×分散×積立が再現性高く資産を増やす最適解の方法です。
この3箇条の中の分散、積立の2箇条は、
どちらかの証券口座を開設し、
数あるインデックス商品から
を選択。
そして、積立設定で100円~50,000円までの範囲で決定すれば解決ですw
現金:株式で年代に合わせたアセットアロケーションの比率を組むのが現代のインデックス投資の王道中の王道でしょうか。
ただですね…
長期で時間をかけることが一番難しいです。
設定したあと、長い時間をかけて積立てていくのですが…。それをコツコツ時間をかけてが一番難しいです。つまらないし、暇だし、資金が少ないとパワー不足を実感するし。
でもダメですよ。そんなことで自分に負けたらダメです。
最適解は長期、分散、積立ですから。間違いないですから。
続けることが一番大事です。
と、言いましたが実際本当にそうでしょうか?
資産形成はなんのためにするのでしょうか?
老後?働かないで暮らすため?
それぞれの答えがあると思いますがその答え、この本を読んでから再度思考して欲しいなぁと思います。
長期インデックス投資家が読むべき一冊。
その本は…
DIE WITH ZEROです。
この本は
自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまずお金を使うこと。
をテーマに書かれている本です。
・どこに自分の人生のピークを持ってくるのか?
・ひたすらお金を貯めてどうなる?
など長期インデックス投資家の陥りやすい悩みや、解決策が書いてあります。
なぜ筆者がDIE WITH ZEROで生きよう思ったのか?要約すると、
その経験から、彼は先輩からの「お金を使え」のアドバイスの真意は
今しかできない経験(価値があるものだけ)への支出と、将来のための貯蓄の適切なバランス
であることに気づき、
・どの年齢で、どれくらい稼ぎ、どれぐらい楽しい経験に金を費やすか?
・明確な将来の計画を持つこと。それと同時に今を楽しむことも忘れない。
アリとキリギリスの話で例え、キリギリスはもう少し節約すべきだし、アリはもう少し今を楽しむべきと書かれています。
この本は…
【経験の価値】を大切にされており、人生最後に残るのは思い出、即ち経験と言われています。
人は誰でも、常に思い出を通して人生の出来事を再体験できるし、人生の最後に残るのは思い出と書かれています。
私もそう思います。
私が営業マン時代の話ですが、入院保険金の手続きに介護老人ホームへお伺いしました。
その方は認知症でした。娘さまが同席し、手続きしていたのですが
昔こんなことがあって、私はこう思った。
あの時、こうしたらよかった。
あの旅行はお金なくて大変だったけど行ってよかった。
認知症なので話の年代は飛び飛びなのですが、経験、思い出を語られていました。
娘さんいわく、
「昔の記憶はよく覚えているが、最近の記憶は覚えていない。私のことを兄弟だと思っているが、昔、小さい頃家族で行った旅行の話はよくする。」
と言われたのを思い出しました。
認知になっても楽しかった思い出は覚えている。
思い出やポジティブな経験は忘れないんだなぁ…
と感じたことがありました。
この本に書かれているのは正にそのことについてでした。
まとめると、
長期投資家はどうしても時間分散の点で悩み、疲れてしまいます。特に初心者や投資歴が浅い人は悩まれることでしょう。
そんな時は、お金は人生を楽しむための道具(ツール)であることを再認識しましょう。
今と未来のバランスを取り、今しか出来ない価値のある経験、思い出に投資すること
自己投資、株式投資、思い出投資をすることで、より豊かな日々を歩んでいけたら…と思います。
宜しければリンクを貼っておきますのでご覧ください。
長期投資のバイブルになるおすすめの一冊です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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